百人一首 歌と解釈

28.源宗于朝臣
(みなもとのむねゆきあそん) <古今集 冬> (?年〜939年            ホーム2729

山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば

(やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもえば)

歌仙絵28番

山里はひっそりとしている

夜毎の寒さで草木は 枯れ落ち

訪れていた人たちは

誰も来なくなった

私の官位も昇進しない

春はくるのだろうか

百人一首歌仙絵 28 源宗行朝臣
冬の枝(ふゆのえだ)
Branches in Winter


・15番光孝天皇の第二皇子是忠親王の子 * 是忠親王は太宰帥でした。
・臣籍に下り源姓となる   ・三十六歌仙  ・歌集宗于
* 「枯れ」と「離れ」の掛詞

* この歌には本歌があります
  藤原興風が是貞親王歌合の時に詠んだ一首です

   秋くれば 虫とともにぞ なかれぬる 人も草葉も かれぬと思へば

  本歌の方は秋になっていますが、宗于は冬を選んでいます
 
* 大和物語には、宗于が自分の官位があがらないことを
  宇多天皇に嘆く話が載せられています。

* 寛平后歌合(かんぴょうきさきうたあわせ)や是貞親王歌合(これさだしんのううたあわせ)などの歌合に参加。
紀貫之との贈答歌や伊勢に贈った歌などが伝わっており交流がうかがわれます。
官人としては出世に恵まれず、丹波(たんば)権守(ごんのかみ) 摂津(せっつ)権守(ごんのかみ)
三河(みかわ)権守(ごんのかみ) 信濃(しなの)権守(ごんのかみ) 伊勢(いせ)権守(ごんのかみ)などです。




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